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勝っても複雑な心境 

2007年04月23日 ()
長崎市長選 情より手腕を選択 世襲に逆風、揺れた3日間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070423-00000012-san-soci

銃に倒れた市長の後に当選したら、やはり本当の意味で選ばれた感じが少なくてなんか嫌だよね。

4月23日8時0分配信 産経新聞


 4選濃厚とみられた伊藤一長(いっちょう)市長(61)が選挙期間中に射殺される異例の事態となった長崎市長選。補充立候補者2人を加えてからわずか3日間の短期決戦は、「市政熟知」の元市課長候補が、伊藤市政の「娘婿」候補を破り初当選を果たした。ただ、有権者からは「やはりイッチョウさんに入れたかった」との声も多く漏れ、割り切れない思いも残った。

 市長選を制した元市統計課長の田上富久さん(50)が補充立候補の届け出をしたのは19日。届け出締め切りまで1時間を切った午後4時20分ごろだった。

 当選確実の知らせが伝えられると田上さんは「自分たちの街を自分たちのリーダーといっしょにつくるという選択を市民がしてくれた」と、やや固い表情を少しだけほころばせた。

 市の課長から一気に市政トップに就くことになったが、事件後を配慮し万歳は控えられ、「市民の一人として痛ましく、つらい思いをした」と顔を曇らせた。「市政トップと市民の両方の感覚を持ち続け、市民と市役所ができるだけ近い関係になるよう努めたい」と抱負を述べたが、「世襲」の是非を問われると、「市民の意思」と慎重に言葉を選んだ。

 伊藤市長との違いについては、「まちづくりにかける情熱はしっかりと受け継ぎたい。手法は、みなさんと見つけるアイデアを大切にし、市民活動と連携したまちづくりを模索したい」などと語った。

 田上さんは選挙戦で、射殺された伊藤一長市長(61)の娘婿が後継として出馬したことに「市長は世襲制ではない。肉親の情は分かるが、自治の担い手は別問題。リーダーは市民が選ぶべきだ」と批判。世襲に危機感を感じたのが出馬の動機の一つとも語っていた。九州大を卒業し昭和55年、長崎市役所入り。広報や観光分野を長く担当した。昨年長崎市で開催された観光イベント「長崎さるく博」も企画立案。「誠実で勉強家。他人の意見を柔軟に聞けるタイプ」と市幹部は評する。

 突然の出馬にも妻、和代さん(50)は「やりたいことは、やったほうがいい」と全面的に後押しした。3日間の選挙戦では「変えるべきところは変える」と市民参加型の市政運営を掲げ、経済界を中心に勝手連的な支援の輪が広がった。

 日中雨が降り続いた22日の長崎市。有権者の間からは判断時間の短さなどを嘆く声やとまどいの声も相次いだ。あえて白票や無効票を投じた人も。会社員の男性(37)は「誰に投票したらいいのか分からない。まだ判断できない」と候補者の名前を書かずに投票した人もいた。

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[2007.04.23(Mon) 11:21] 国内Trackback(0) | Comments(0)
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